内容紹介
「ぼくは大半の娯楽を銀座と新宿で体験した」
演出家、そして作家にして編集者。あるいはタモリの盟友にして、あの『笑っていいとも! 』の仕掛け人。
あるときはレコードのプロデュースを手掛け、テレビ番組の構成を担当し、書籍や雑誌も編集する。
さまざまな顔で、70年代以降のエンタテインメント界・サブカル界を牽引してきた高平哲郎氏が執筆してきた原稿から代表的な作品を選び、テーマ別にまとめたシリーズ「高平哲郎スラップスティック選集」の刊行をスタートします。
記念すべき第1巻は、「銀座の学校・新宿の授業」。
高平氏が「大半の娯楽を体験した」という街・銀座と新宿の魅力が、自身の体験、そしてタモリや赤塚不二夫といった友人たちとの交流を軸に、縦横無尽に綴られています。
書き下ろしで『いいとも! 』の舞台裏を初めて明かす
書き下ろし原稿も収録。これまで沈黙を守ってきた『笑っていいとも! 』について、番組の企画当初、そして放送最終日のエピソードが明かされます。
また特別企画として、山本晋也監督と対談し、銀座と新宿の思い出話をじっくりと語らいます。さらに南伸坊氏の寄稿による解説も掲載しています。
なお「高平哲郎スラップスティック選集」は今後、隔月で発行していきます。第2巻は「アチャラカに魅せられて」(仮)を8月に発売する予定です。