師弟 ~吉本新喜劇・岡八朗師匠と歩んだ31年~

師弟 ~吉本新喜劇・岡八朗師匠と歩んだ31年~

2012年4月30日発売
四六判ハードカバー/220ページ
1,572円(税込)
amazon.co.jpで買う

内容紹介

オール巨人による初の自叙伝!
「この出会いがなければ、オール阪神・巨人はなかった」
はじめて語られる、尽くし続けた吉本新喜劇・看板座長、岡八朗との壮絶な日々。そして、二人ともに岡八朗の弟子として、芸人人生をスタートさせたオール阪神・巨人誕生の舞台裏。
「師匠のためなら死ねる」。本気でそう思えた人との絆はどう生まれたのか?
「師弟」という関係性はどのように築かれるのか?

本書は、「気遣い力」「先回り力」といった上司・部下、先輩・後輩の関係性にも応用できる「師弟関係」の心得を軸に、喧嘩を繰り返しながらも階段を駆け上がった相方・阪神との葛藤を綴った「コンビ」、そしてお互いにせめぎ合いながら、才能を認めあっていた明石家さんまなど「ライバル」といった、複数のテーマを含みつつ、オール巨人がはじめて自身のお笑い人生を振り返った自叙伝でもあります。

岡八朗が人気絶頂の1974年に入門してから2005年に亡くなるまでの31年間。
師匠のリストラ退団、アルコール依存、脳挫傷など、様々な困難に翻弄されながらも、支え続けた思いと日々を描ききった、オール巨人初の著書を刊行いたします。

【オール巨人】
1951年、大阪市生まれ。高校卒業後、実家の鶏卵卸業勤務を経て、1974年に岡八朗に入門。
75年にオール阪神・巨人を結成し、デビュー直後から爆発的な人気を博し、正統派しゃべくり漫才コンビの地位を築き上げる。「上方漫才大賞」(82、83、85年)「上方お笑い大賞」(85年)「花王名人大賞」(86年)など受賞歴多数。2005年には「大阪舞台芸術賞」を受賞。漫才界の重鎮として今もなお舞台に立ち続けている。

【内容構成】
はじめに
第一章 師匠・岡八朗との出会い
第二章 卵屋の三男坊
第三章 オール阪神・巨人
第四章 師匠と弟子と漫才と
第五章 岡八朗師匠が残してくれたもの
師匠に導かれた人生の不思議――あとがきにかえて

前の書籍へ

食べずに終われんばい! in 福岡

次の書籍へ

本職未満 筋金入りのワルだった俺たちの分岐点