内容紹介
コロナ禍の東京。芸人の仕事が激減した僕はネタを探しに街に出た。
山手線に乗ってみる。ふと車内にいる人を霊視してみた。
みんなまるで精神を病んでいるような黒くどよんとした生き霊だった――。
YouTubeの心霊系チャンネルは登録者数20万人を超える"視えすぎ芸人"のシークエンスはやとも。
社会的成功が正義かのような価値観の令和日本。その結果、自分を失ったサイコパス的「いい人」が生まれ、周りの人を傷つけている。子供と向き合わずに教育し、職場では平気で人を貶める。身近で不気味ないい人の正体を暴き、こんな閉塞感漂うサイコパスだらけの世の中にやられないための「自分のあり方」を 教えてくれる一冊。
●近づいてはいけない5つの「いい人」の表と裏
1・正しい人は刺してくる
2・寄り添ってくれる人は洗脳する
3・かわいそうな人は中2病
4・モテる人はマウントする
5・成功者は支配する
これまで数々の著名人達の生き霊を見てきた“吉本芸人1の霊感を患ってしまった男"ならではのちょっぴりゾッとする解説や、ユーモアあふれるリアルエピソードも。現代社会と今を生きる人々の闇を霊感でここまで読み取れるのがシンプルにスゴイ!
発行:ヨシモトブックス
発売:ワニブックス